こんにちは、管理栄養士の尾上です。
たまごは、良質なタンパク質を含み、脂質、ビタミン、ミネラルも豊富に含んだ栄養価の高い食品です。
お肉やお魚と並んで良質なタンパク源、完全栄養食品と言えるでしょう。
今回は「たまごの栄養」について解説していきたいと思います。
たまごの栄養について
ここでは生のたまごの栄養成分を解説していきたいと思います。

冒頭でもお伝えしましたが、たまごはアミノ酸バランスが良く、良質のタンパク質を含んでいて、ビタミン、ミネラルも豊富に含まれています。
お肉やお魚と並んで非常に栄養価の高い食材だと言えます。
タンパク質は、炭水化物、脂質を含む3大栄養素のひとつで、わたしたちのカラダの構成成分となります。
たまごは優秀なタンパク源のひとつであるとともに、糖質をほぼ含んでいないので、低カロリー低糖質な食べ物でもあります。
卵黄と卵白について
先ほどご紹介した主要な栄養素の多くは、卵黄に含まれていて、卵白は主に水分やカリウムを多く含んでいます。
また、たまごが腐りにくいのは卵白に含まれているタンパク質の特性によるところが大きいです。
卵白に栄養がないということではなく、卵黄と卵白、あわせて重要な栄養を含んでいるということですね。
カラザについて
たまごを割ったときについている白いひもみたいなもの…。
カラザといって、卵黄をたまごの中央につなぎとめて、衝撃から守る役割があります。
なんだか気持ち悪くてとって調理したりする人もいるかと思いますが…(実はわたしもそうでした)。
カラザにはシアル酸という栄養が含まれていて、抗がん作用がある成分が多く含まれています。
いっしょに調理したほうが栄養を無駄なく摂れますね。
まとめ
たまごはわたしたちの生活の中でとても身近な食べ物のひとつですね。
調理法もたくさんありますし、ごはんだけではなくお菓子づくりにも欠かせませんね。
今回は「たまごの栄養」について解説しました。
参考:(文部科学省「食品成分データベース」)