栄養学

過敏性腸症候群について

こんにちは、管理栄養士の尾上です。

過敏性腸症候群とは、消化器官に病気などの異常がないにもかかわらず、下痢や便秘、もしくは両方を繰り返す病気のことです。
ストレスと大きく関っていることが多く、比較的若い世代に多い病気です。

今回は「過敏性腸症候群」について解説します。

過敏性腸症候群とは

過敏性腸症候群とは、大腸や小腸などに疾患が認められていないにもかかわらず、下痢や便秘などの便通異常、腹部膨満感などの症状が続く病気です。

便通の状態から、

・下痢型
・便秘型
・混合型

に分類されています。

また、男性は下痢型、女性は便秘型が多いです。

過敏性腸症候群の診断基準

次のような症状がある場合、過敏性腸症候群かもしれません。

日本消化器学会ガイドラインでは診断基準を以下のように定めています。

・最近3カ月の間に、月に3日以上にわたってお腹の痛みや不快感が繰り返し起こり、
・下記の2項目以上の特徴を示す
1)排便によって症状がやわらぐ
2)症状とともに排便の回数が変わる(増えたり減ったりする)
3)症状とともに便の形状(外観)が変わる(柔らかくなったり硬くなったりする)

参考(日本消化器学会ガイドライン

また、過敏性腸症候群の症状は3タイプに分けられています。

下痢型
慢性的な下痢で、腹痛や不快感がある

便秘型
慢性的な便秘で、腹痛や不快感がある

交替型
下痢と便秘を交互に繰り返す

他にも、腹部膨満感、食欲不振、吐き気や嘔吐など、さまざまな症状があります。

過敏性腸症候群とストレス

過敏性腸症候群の原因は、まだはっきりとはわからないですが、ストレスと関りがあるようです。

身体が何らかのストレスを受けると、脳からホルモンが放出され、腸の動きが悪くなり、過敏性腸症候群の症状が出るということが分かっています。

また、精神疾患とも併せて症状が出る場合が多く、そのため心身医学的なアプローチなども必要に応じて行う場合があります。

まとめ

ストレスと言ってもさまざまだと思いますが、自分自身が何にストレスを感じているのかを把握することが大切だと思います。
また、何らかの身体の異常がある場合は、身体からの警告のサインなので、軽く考えず医療機関を受診しましょう。

今回は「過敏性腸症候群」について解説しました。

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